メンデルスゾーンは5曲の交響曲を書いていますが、
一番有名なのはバイオリン協奏曲かもしれません。
でも、負けず劣らず、交響曲の人気もけっこうあるんですよ。
第4番が「イタリア」、この3番が「スコットランド」で
CDにぴったりのカップリング、トラベル・シンフォニーです。

実は作曲家というより研究家、それもかのバッハ大先生の権威。
ヨーロッパの各地を旅し、バッハの宗教曲を再演して広めたり、
ベートーベンやシューベルトの忘れられていた作曲を紹介したり、
その合間に、自分の作品も書いて演奏していた人です。

なので、各地の観光名所(?)には必ず足を運んで、そこで見た
美しい風景や歴史的遺産を音楽をもって表現するのが得意でした。
ですから、曲を聴いていると彼が見ていた風景がイメージできる、
といった場面も次々に出てきます。

古いお城が見えてきたり、北洋の荒々しい波間が見えてきたり、
民衆の楽しい踊りや、戦士たちの行進も、聴こえてくるそうです。
でも、どのように聴くかはあなた次第!
ぜひ、自由なイメージで聴いてください。

演奏時間は40分ほど。
チャイコフスキーのような原色で描く大迫力はありませんが、
ドイツ音楽の偉大な継承者、メンデルスゾーンの渋い美しさに
酔ってみるのも、ちょっと大人っぽくて素敵でしょ。
「スコットランド」は第3番ですが、完成までに10年以上がかかり
実は5曲目、つまり最後に完成された交響曲だそうです。


日時 9月21日(土)14:00開演
会場 ルネこだいら 大ホール
曲目 エルガー「威風堂々」第1番
   チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   メンデルスゾーン 交響曲第3番「スコットランド」
入場 全席自由 1000円(当日券あり)
後援 小平市・小平市教育委員会・公益財団法人日本骨髄バンク